本日は、スタディサプリを自分が経営される塾で活用するには、どういう使い方があるか?
という質問を頂戴しました。
特定できないように、質問はかなり抜粋を掲載いたします。
Q:
いつもこのサイトを拝見させて頂いてます。
〜中略〜
●スタディサプリを自分も実際に受講してみて、これは高校生に上手く活用してあげれば強力な味方になると確信しましたので、今年から本格的に授業の中に取り入れていこうと考えております。
●教室内に大型テレビを持ち込んで、あたかも授業をしているかのようにして取り組んでもらうつもりです。
●一度生徒さんと一緒にやってあげて、その後は講義の予習、復習のサイクルが分かってくると思うので映像授業でもこちらがちゃんと管理してあげれば上手くレベルを上げていけるのでは?と思っています。
●スタディサプリを使った高校生向けの指導で何かアドバイス的なものを頂ければ、と思っております。
よろしくお願い致します。
A:
実は、この手の質問結構多いんです。
色々アドバイスさせていただくことも可能なのですが、
塾として商品にされる場合には、運営会社であるリクルートマーケティングパートナーズさんに相談された方がいいかと思います。
東進さんや、河合塾マナビスさんなど、コンテンツを塾として利用する場合はそれなりの加盟金が必要になりますので。
私から、「ぜひ活用してください!」「こうやって運用すれば効果的ですよ」とは申し上げにくい部分です。
せっかくなので、私が問い合せてみました。
>>
スタディサプリサプリへお問い合わせくださり、ありがとうございます。
大変恐縮ではございますが、現時点では塾や予備校などの
法人・団体様の一括購入については、実施・検討いたしておりません。
申し訳ございませんが、なにとぞご了承くださいますようお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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■受験サプリ http://jyukensapuri.jp/
■■株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
(C)Recruit Marketing Partners Co.,Ltd.
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とのことです。
(予想通り)
以下私見になりますが、
塾にて、利用するのは、私的利用の範囲を超え、例えそれで費用をいただくことがなくとも、運営側もYESを言いにくいかと思います。
仮に然る場でとなったとしても、訴訟コストを鑑みれば、グレーですしみたいな考えもあると思いますがやめておいた方が良いでしょう。
いずれにせよ、
料金を取るという行為には慎重になった方がいいと考えます。
①自塾で、「スタディサプリの授業を流して、進捗管理する」という商品の販売⇒NG
②生徒が自分で契約をして、受講するスタディサプリに関して、それも包括的に含んで、受験のアドバイスをするというコンサルティング(=家庭教師)⇒グレー的なOK
だと思いました。
イメージとしては、家庭教師の子が、参考書や問題集をベースに指導をして対価をもらったとしても、
それは、「家庭教師」に対する対価であって、「参考書利用」の対価ではないからです。
※私は法律の専門家ではないので、この記事から生じるいかなる責任も負いかねます。
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